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ミークの心臓部分を担う事業開発本部の役割とは?

こんにちは!ミーク広報です。
今回は社員インタビューということで、事業開発本部でMEEQの新サービスの企画や運用、改善を行っている内田さんにインタビューをしてきました。

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内田 涼太 / 事業開発本部 事業開発部
大学卒業後、ソニーのオーディオ関係のサポートセンター、海外用携帯電話・データ通信のレンタルサービス会社での約15年で企画の仕事経験を経て、2021年ミーク株式会社に入社(MEEQサービスリリース日の2日前!)。趣味はキャンプ、スノボー、フットサル、サバゲー、料理、ラーメン、自転車、築地の散策、コロナ以前は海外旅行など。

──最初にこれまでの内田さんのキャリアについて伺ってもよろしいでしょうか。
大学卒業後、ソニーのオーディオのコールセンターで約2年間働きました。当時はスティーブ・ジョブズが健在で、iPodによるソニーのウォークマンへの追い上げがすごくて、お客様からも「このままだとアップルに負けちゃうぞ」という声もよくいただいていました。要するに時代の波の最前線で揉まれました。
その後の海外用携帯電話・データ通信のレンタルサービス会社では、テクニカルサポートを中心とした業務の部署に一番長く在籍しました。そのなかで今の仕事に繋がる新サービス・新商品の企画も担当しています。これまでのキャリアでは一貫して顧客の声を聴いて、それを新しいサービスに反映させるという仕事をしていた気がします。
あとは2年半台湾に赴任して海外支店長を経験しました。海外で生活したり働かせてもらったりしたことはこれまでの人生の中で最大の出来事でした。

──海外赴任なども経験されていたのですね!その後ミークで働くとことになると思いますが、きっかけなどはありますか?

転職活動を開始した際、前職でのスキルを活かしたいと思っていたので、新サービスや新商品の企画に携わりたいと思っていました。また、通信業界でもう一度働きたいという気持ちもありました。「ソニーグループ発」というところも魅力の一つでしたね。

──入社してみて、ミークにはどんな印象を受けましたか?

大人な人が集まった少数精鋭の会社だなというのが第一印象でした。
技術系の部門にはエキスパートがいて、営業部門にはセンス良く個性的な人がいて。全般的にはクールな感じを最初は受けるのですが、話してみると全然そんなことはなくて。
といっても私自身もまだ全貌がつかめていませんが…笑

──大人な印象と言いますと具体的にはどんなところでしょうか。

そうですね、論理的に根拠に基づいて会話できる文化があるのでそういったところですかね。人が話す内容は論理がすべてではないと思いますが、自分なりのロジックに基づいて正しいと思ったことは発言・発信すれば良い。そんな文化が根付いていて、私としてはとても仕事がしやすい環境です。

──そういったところがミークの個性かもしれませんね。現在の業務内容についてお伺いしてもよろしいですか。

私が入社した時はまだ社員20人くらいで、「MEEQ」がリリースされる直前(2日前)でした。MEEQのサービスを開始したものの、当時は人手不足もあり、いくつかの機能はリリースに間に合っておらず…そのため、はじめての仕事は最初のリリースに間に合わなかったサービスの追加でした。
現在も主な業務はMEEQの新機能の企画です。市場調査や営業部・顧客窓口からあがってくる課題や要望を吸い上げて、ビジネスモデルの検討したうえで1つの企画にまとめます。関係者会議で企画をブラッシュアップして役員の承認がおりれば技術部門に開発依頼をします。開発期間中も進捗確認や細かいすり合わせ等を行ってサービスリリースまでプロジェクトの担当者としての責任をもって仕事を完成させます。

利用者観点と運用観点でサービス全体を常に把握する必要があるため、社内の営業担当や顧客窓口担当から質問を受けることも多く、それも1つの仕事です。複数部門のハブとしての役割を担っています。
内容だけ聞くとすごく大変な仕事に感じられますが、チームワークで仕事を達成することや、自分が担当したサービスが世の中にでることはやっぱり達成感があります。

──まさにMEEQを支えている存在なのですね。何か気を付けていることなどはありますか?

なるべく原因自分論で考えることですね。役職が上がればそれだけ責任は大きくなりますが、それとは別に、自分がどんな立場でも自分の責任で判断し、発言し、結果を受け入れるようにして、逃げたりごまかしたりしないように心がけています。とは言いつつも、人間は弱いので理想通り完璧にいくことばかりではありません。だからこそ、常に誠実であり続けようということは意識しています。

──今までで印象に残っているプロジェクトなどはありますでしょうか。

印象に残っているものだと、MEEQ AI/連携サービスシリーズですかね。IoTやDXに必要なデータ活用にMEEQが踏み出し始めた最初のプロジェクトでした。無いものを形にしていくプロジェクトなので、企画担当者としてはMEEQの未来像を描きながら、現実のサービスを考えていきました。

──「無いものを形にする」ということで大変だったこともあったのではないでしょうか。

利用者のデータをどのように預かって、AI処理して、利用者が活用できるようにするかを具体化させるのが大変でした。
企画書の草案を作り、画面や動きを表現したイメージ図も用意して説明し、技術部門などから意見をもらい、企画書を完成させていきます。また、仕組みやUIだけでなく、料金設定等についても話し合いをします。そのため、何度もMTGをして、事業開発観点や技術観点ですり合わせをしました。
利用者が何を思っているかというイメージが人それぞれ異なっていて難しい部分もあったのですが、自由な意見の出し合いから調整までスムーズにできたと思っています。
プロジェクトメンバーのコミュニケーション力には本当に助けられました。

──今後内田さんが実現したいことはどんなことでしょうか。

IoTやDXにおいては、通信よりもむしろ、ハードウェアやデータ活用が重要だと思っています。通信はそういった他の要素と要素を結ぶ役割ですが、この通信の部分を、なるべく簡単に誰でも操作できるようになれば、利用者は他の部分に集中できて、世の中のIoT、DXはより加速すると思っています。
ハブになる通信だからこそ、各方面からの声が集まりますし、IoTの全体を見渡せることもありますので、サービス全体像を描いたり、ソリューションを提案したり、そして画期的なサービスや機能を提供できるのではないかと思っています。
10年後に私たちがしてきたことを振り返ったとき、小さな一歩一歩の積み重ねが世の中にとって大きなものになっていることに気がつく、というのが今の私の目標です。

──素敵な目標だと思いました。内田さんが思うサービス企画や事業開発に必要な力とはどんなものでしょうか。

 あくまで私の意見にはなりますが、大きく分けて2つかなと思っています。
1つ目は好奇心です。事業開発の仕事には、どの企業でも共通する知識や資格もありません。その代わり好奇心をもって世の中にあるサービス全般について多くを学ぶ必要があると思います。私もいくつかある経済ニュースの番組を見ることを癖付けています。加えて、最新のニュースだけでなく事業開発・サービス企画の天才について深く追うのもよいと思っています。例えば、アイザックソン著のスティーブ・ジョブズの伝記を私は何度も読みました。今、読み返しても新しい気づきがあります。映画とか漫画化されたものではなくこの伝記がおすすめです。

2つ目はコミュニケーション力です。関係する各部署との調整も多いので、コミュニケーション力が大切です。よくある派手な「論破」とかの力ではなく、流暢なトークスキルでもなく、単なる共感力でもありません。例えば、異なる意見の衝突が起きた際に、自分の意見を取り下げるか、押し通すか、折衷案をとるかの3つの選択があると思いますが、これらを適切に判断できることと、それを相手に受け入れてもらうことの2つの能力がコミュニケーション力だと私は思っています。今は動画などでもいろいろなやり取りを見ることができます。人それぞれやり方はあると思うので、自分に、チームに最適な「コミュニケーション力」を磨いていくことが大切だと思います。

──最後にミークへの入社を検討してくださっている皆さんにメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。

ミークが支えている「通信」や「IoT」、「AI」といったITの分野は、間違いなく今の世の中に来ている最大級の波で、この先もまだまだこの波は続いていくと思います。20年近くこの業界にいますが、振り返ってみれば業界も大きく変貌を遂げていて、これからはさらに大きな変革が待っているんだと思うと…正直ワクワクします。
ミークと一緒に世の中の波乗りを楽しみましょう!

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