IoTプラットフォーム「MEEQ」でDXの”キャズム”を超える
こんにちは!ミーク広報です。
「世界を変える、そのイノベーションのそばに。」
このビジョンを掲げる私たちミークは、急速にテクノロジーが発展していくなかでイノベーションの創出を目指す企業を支えています。
今回は、そんなイノベーションを「通信」でつなぐ当社サービス「MEEQ(ミーク)」について紹介させていただきます。
急速に拡大するIoTとDX
モバイル通信(SIM)の用途はスマホだけじゃない
皆さんが日常で当たり前のように使っているスマートフォン(スマホ)は基本的にはどこにいてもインターネットの使用や通話が可能だと思います。それは、スマホには「SIM」が搭載されており、モバイル通信が可能となっているためです。もちろんSIMを外せば通信はできませんし、SIMの搭載できないノートパソコンなどのハードウェアは、Wi-Fiの環境下等でないと、インターネットの利用が出来ません。
では、その「SIM」の用途はスマホのみなのでしょうか?答えはNoです。最近はタブレットや腕時計、防犯カメラやセンサー、車などいろいろなものにSIMが使われています。これらはIoT(Internet of Things)と呼ばれ、従来はインターネットに接続されていなかったモノがネットワークを通じて相互に情報交換がされるようになりました。
IoTで世の中はどう変わる
テクノロジーの発展や、通信技術の向上によりIoTは急速に拡大を続けており、国内IoT市場は2030年には2020年の約3倍もの規模にもなると言われております。そんなIoTが普及していくことで世の中はどのように変わっていくのでしょうか。例えばビニールハウスの室温を常にモニタリングして調整をするような遠隔の管理ができたり、物流倉庫の作業をロボットに行ってもらうような遠隔操作もできたりします。これらは一例に過ぎず、IoTの事例は様々な業界、分野に存在しています。そして、こういったIoTをはじめとしたIT技術を通じて人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させていくことは一般的にDX(Digital Transformation)と呼ばれています。
デジタル化とDX、その課題
2020年頃からDXという社会的な流れは強くなり、日本でもデジタル庁の発足など、国をあげてDXを推し進めています。しかし、舵を切るだけでは変わらず、「変革(Transformation)」はおろか「デジタル化(Digital)」すら進んでいないのが現状です。
企業でも、DXに関する部門を立ち上げたものの「何から始めたらいいかわからない」「導入したはいいもののうまく活用できない」「システム間の連携ができなくて結局人が作業をしている」といった悩みを抱えているところも少なくありません。
そんなDXに関する悩みをIoTの側面から解決するのが私たちミークの役目です。
NoCode IoT/DX Platform『MEEQ』
「MEEQ」は、IoT向けのSIMを提供するほか、データの蓄積・処理、AIや外部サービス・デバイスとの連携などを一括して行うことができます。さらに、すべての操作はコーディングが不要で直感的な画面操作のみで完結するため、誰でも簡単に始められるのが特長です。
例えば、バスのキャッシュレス決済端末の通信に使われたり、工場のカメラに使うことで遠隔監視をしたり、農業では遠隔で温度・湿度調整をして農家の人手不足を補ったりしています。(MEEQ導入事例はこちら)
MEEQの特長
MEEQには様々な特長がありますが、その中でも特に便利でユニークな点がこの4つです。
※詳しくは「MEEQ」サービスサイトをご覧ください。
「MEEQ」はローンチから2年というまだまだ新しいサービスのため、品質の向上や新機能の追加は毎月のように行われています。そのアップデートの多くはお客様からの声をもとに行っているものであり、お客様と一緒に「MEEQ」を作り上げているようなそんな段階でもあります。IoT事業者や導入してくださるお客さまに寄り添って共に成長していく、DXを実現していく。それこそが私たちミークの使命です。
今後の記事では、各機能の詳細や活用事例も紹介していきます。
これからもMEEQの進化を楽しみにしていてください!