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MVNOを陰で支える「MVNE」とは? ~キャリアや格安SIMとの関係を解説〜

こんにちは!ミーク広報です。
今回はミークで運営する2つの事業のうちの1つ「MVNE」について解説します。
「MVNE」はなかなか馴染みのない言葉だと思いますが、実は、皆さんの生活のすぐそばで活躍しているんです…!
なるべくかみ砕いて説明をしますので最後まで読んでいただけると嬉しいです!


MNOとMVNO


皆さんが普段使っているスマートフォンには多くの場合SIMが入っています。例えばドコモやauだったり。最近では○○モバイルなどの「格安SIM」も増えてきています。

SIMカードの一例

通信業界では、ドコモやau、ソフトバンクといったいわゆるキャリアを「MNO(以降、キャリア)」と言います。そして、キャリアから無線アクセス設備を借りて回線を提供している事業者を「MVNO」と言い、MVNOの多くは格安SIMのサービスを提供しています。

MVNOの役割

スマートフォンが普及し始めた2010年頃、日本ではほとんどのユーザーが大手3キャリアのSIMを使用していました。スマートフォンのユーザーには毎日十数時間使う人もいれば1時間しか使わない人もいたりと用途は様々であるにも関わらず、大手キャリアの高速高価格なプランしか選びづらかったため、ライトユーザーにとっては負担が大きくなっていました。
そこに参入したのがMVNOです。キャリアよりも低容量・低価格のプランを提供しているため、ユーザーは幅広い選択肢から自分の使い方に合ったプランを選べるようになりました。
かつては大手3キャリアの寡占状態であったこともあり値段が下がりづらい携帯電話料金でしたが、近年は下降傾向にあり、キャリアも対抗策としてahamoやpovoのような低価格プランを発売するなど、競争は激化しています。

MNOとMVNOの関係図

それでは、我々ミークが運営する「MVNE」とはいったい何なのでしょうか。

MVNOを支えるMVNE

  
MVNEは何をしているのか。一言でいうと「MVNOの支援」です。
MVNEは回線や、回線が通信を行うのに必要な通信帯域をキャリアから仕入れてMVNOに卸しています。と、これだけ聞くと回線の問屋のようなイメージをもってしまうかと思います。MVNEがいない方が中間マージンもとられないからいいのでは?となりそうですが、MVNO事業を始めるには様々な障壁があるのです。

MVNOの最大の障壁(キャリアとのL2接続)

MVNOは、格安SIMを販売するからには、独自のプランで販売をしようとすると思います。例えば、「月10GBまで高速で使える3,000円のプラン」「2GBしか使えないけど500円」など、キャリアが提供していないようなサービスを提供するのが一般的かと思います。
そういった独自のサービスを提供するには、キャリアと相互接続(L2接続)をする必要があります。この「キャリアとのL2接続」こそが最大の障壁となっており、主な要因として以下の4つがあげられます。

キャリアとのL2接続をするための障壁
・ 膨大な投資が必要
・ 高い技術力が必要
・ 最低容量による負担が大きい
・ 厳しい与信の審査

キャリアとL2接続をするには設備投資に膨大な費用がかかるほか、システムの仕様なども細かく決められており、環境を維持するための高い技術力が必要です。
また、キャリアは回線や通信帯域を卸す最低容量を決めているため、新規事業参入で加入者がまだ少ないMVNOの負担は大きくなります。そして、大手キャリアの厳しい与信調査を通過する必要もあります。

MVNOの参入障壁を下げる

MVNEは前述の条件をすべて満たしているので、MVNOの代わりにキャリアとのL2接続を行っています。仕入れた通信帯域を小分けにしてMVNOに卸すこともできますし、MVNEが持つ設備を使うことでMVNOに貸すこともできるため、小規模でもMVNOの参入が可能となります。

ミークはMVNO黎明期からMVNEの分野に携わっており、ソニーグループで培った技術力で様々なプランの提供やサポートが可能です。
また、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手3キャリアとL2接続ができている数少ないMVNEでもあります(国内ではミークを含め2社※)。
※当社調べ

MNO MVNE MVNOの関係図

MNO、MVNOそしてMVNE


MVNEの支援もありMVNO事業者は増加を続け、2022年末で1700社※以上にも上っています。それゆえにさまざまなサービスやプランが存在していて、その中から自分に合ったプランを自分で選ぶことが今ではスタンダードになりつつあります。
皆さんはどんなSIMをお使いでしょうか。キャリアなのか、格安SIMなのか。たくさんありますが、もしかしたらミークが支えるSIMを使っているかもしれません。
普段の生活をしているなかで「MVNE」という言葉を聞く機会はあまりないかと思いますが、きっと思っていた以上に皆さんの生活の近くで仕事をしてるんだなと感じてもらえたかと思います。
この記事が、皆さんのMVNEや通信への興味・関心に少しでも繋がったら嬉しいです。

※総務省「通信市場の動向について」MVNO事業者数の推移
 
ミーク株式会社 MVNE事業サービスサイトはこちら

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