男性育休を上司から提案!ミーク流・仕事も家庭も大切にする働き方
こんにちはミーク広報です。
今回は育児休業を取得した男性社員へのインタビューとなります。
育休取得の経緯や育休中のエピソードについてお話を聞いてきました。
私が育児休業を取得した理由
──育児休業を取得しようと思ったきっかけを伺ってもいいですか?
はい。私も妻も親が遠方に住んでいるというのが大きな理由の1つです。
すぐに頼れる存在が近くにいないので、育児が一番大変な最初の数か月は妻と一緒に育児をしようと決めました。
──実際に育児をしてみていかがだったでしょうか。
想像している以上に大変でした…
新生児(生まれてから1か月)は基本的に昼夜問わず3時間毎にミルクを与える必要があります。ミルクを与えたら子供はぐっすり寝るものだと思っていたのですが、夜中も泣いてばかりで、あやしているうちに次のミルクの時間、、、というループが続き、自分の寝る時間はまともに取れない日々が続きました。もちろんそういった覚悟はしていたのですが、実際に体験すると想像以上で、これがいつまで続くのか…と若干パタニティブルーになりかけてたなと思います。
今のはほんの一例ですが寝ている時に口がふさがっていないかとか常に気を張っていている上に家事や、親戚や友人への顔見せなど、やることが多く、育休を取っていなかったらどうなっていたんだ…と。
あとはほんとに些細なことなんですが、おむつから漏れてしまうことが多く、そのたびに服を洗うのが大変で…。おむつ業界各社は「漏れないおむつ」をPRしている理由がよくわかりました…(笑)
──育児を手伝える以外にも育休を取ってよかったと思えることもあったと伺いました。
はい。子供の成長を間近でみられたことが一生の財産だと思っています。最初は泣くことしかできなかったのに、手指を動かせるようになっていたり、急に言葉を発したり、人を目で追うようになっていたりと、小さいことですが毎日できることが増えていって、それに気づけて、見れて感動の連続でした。
仕事をしているとテレワークとはいえどうしても仕事優先になるので、育休をとっていなかったらそういった細かい変化にすぐに気づけなかったんだろうなぁと思っています。
実際いま仕事に戻ってからは、妻に言われて気づく変化が増えました。リモートメインで育児も可能な範囲で手伝っているはずなのに…(笑)
──かけがえのない家族の思い出になりましたね。その他にも育休中のエピソードはありますか?
育休中ではないのですが、出産時に妻が大量出血をしてしまい、一時危険な状況となりました。出産は命がけであるということを改めて実感しましたし、命をかけて生んでくれた妻に感謝です。
私が子供のころは男性の育休は当たり前のものではなく、母一人で対応していたことを思い出し、出産も育児もこなしていた母の偉大さを改めて感じました。
──奥様がご無事で何よりでした。育休を取得する際の職場の反応はいかがでしたか?
実は、私から会社に育休を相談したというよりは上司からの提案でした。
部長と個人面談があったのですが、子供が生まれることを雑談で話したところ、「奥さんだけで育児は思ってるより大変だから、4か月くらいは育休とることも検討しては?」と提案をしてくれました。
育休を1か月くらい取れたらな。と、ふわっと思ってはいたのですが、やっぱり担当業務や任されている役割があったりするので、自分から言い出すのは少なからず抵抗はありました。上司が提案してくれたおかげですごく取得しやすかったです。
──素敵な上司に恵まれましたね。いざ取得するとなって、気を付けたこと等はありますか?
そうですね、まずは育休前に終わらせられるタスクは可能な限り完了するようにしました。タスクに優先順位をしっかりつけて先回りもして、先方とやり取りをすることで完了させたものも多かったです。
長期的なタスクについては、引継ぐ相手にできるだけ負担がかからないよう、今後の方針を説明したうえで、できるだけ細かくタスクを分解してWBSを引きました。引継ぐ後輩は新卒1期生の子だったのですが、飲み込みも早く、タスクをしっかり完了してくれたのでとても助かりました。
一つ重要度の高いタスクがあったのですが、それは執行役員の宮内さんが引き継ぎ割り振りをしてくれました。執行役員もメンバーに目を配ってくれ、臨機応変な対応をしてくれる会社だなぁと改めて思いました。
育休から復帰して感じたこと
──仕事に復帰して数か月が経ちますがいかがですか?
まず、私の復帰を会社のみんながとても喜んでくれたのはとても嬉しかったです。業務を引き継いでもらった後輩も、上司や他部署と連携を取りながら上手にタスクをこなしてくれていて本当に感謝です。とても助かりました。
家庭では、子供がはいはいを始め、仕事中でも関係なく寄ってくるようになりました。少し邪魔と言えば邪魔ですが、癒しになり充実しています。
あとは、会社の雰囲気がまた少し変わったなと感じました。
──どういった変化があったのでしょうか?
私が育休に入っている間に新卒2期生が入社したこともあり、社内に活気が増した気がします。新卒1期生も先輩になったので、業務を引き継いだ後輩を含め皆さん今までよりたくましくなったと感じました。
少し現場を離れていたこともあって、余計に感じたのかなと思っています。
──最後にこのnoteを読んでくださっている方にメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
ミークでの仕事は、誰もが活発に意見を述べることができる風土があったり、プロジェクトを任せてもらったりとやりがいをもって働けると思います。
一方で、私のように育児休暇の取得はもちろんのこと、子供の体調不良や親の介護などで急に休みを取らなければならない時にも周りが自然とサポートする組織になっているので、子育て世代の方も安心して入社できると思います。
プライベートだけでなく、仕事にも熱量をもって働くメンバーが多いので、仕事もプライベートもどっちも充実させたい!と思っている方は、ぜひ検討してみてください。