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ミーク初の新卒研修、その内容は? 新卒1期生×人事担当インタビュー

こんにちは!ミーク広報です。
2023年で設立5年目になるミークでは、昨年から今年にかけて初めての新卒採用活動を行い、この4月に新卒入社1期生5名を迎え入れました。
入社後にまず取り組んだのが、新卒入社研修です。初の新卒採用ということで手探りの状態から準備を進めてきましたが、その内容はどのようなものだったのでしょうか?
今回は、人事担当の蓮見さんと新卒入社1期生の勝俣さんに、新卒入社研修の模様とその裏側を、両者の立場から本音で語ってもらいました。

経営管理室 蓮見 理絵

2019年4月 ソニーネットワークコミュニケーションズ入社 NURO事業部
2020年4月 モバイル事業部 営業課へ異動
2021年7月 ミーク株式会社 営業本部へ転籍、同年12月に経営管理室へ異動

新卒1期生 勝俣 裕貴

出身大学:日本体育大学大学院 体育科学研究科 コーチング学専攻
専門スポーツ:バスケットボール
趣味:バイク・サウナ

──第1期の新卒ということで、受け入れにあたって苦労したこともたくさんあったのではないでしょうか?

蓮見:はい、何もかもが大変でした…。会社として初めてのことばかりで、実際のところ心配をさせてしまった面もあるかと思います。

勝俣:正直、結構きつい場面もありました(笑)。研修が始まって最初のころは分からないことを誰に相談すればいいか分からずに過ぎていったって感じで。その時は、いろいろな不安を解消できないまま時間 が過ぎていってしまいました。

蓮見:新卒の皆さんごめんない…(汗)。そんな中でも、皆さんが進んで動いてくれたのは大変助かりました。日々、試行錯誤を繰り返して全員でこの研修を作り上げたと思っています。

──研修の中で、先輩社員との距離の詰め方など難しいところはありますよね。
 
勝俣:はい。でも実際に自分たちから先輩社員に質問をしてみると、皆さん嫌な顔をすることなく丁寧に教えてくれたことは非常に印象的でした。これは「自分たちで不安を解消しなさい」っていう課題を与えられているんだと思ってました(笑)。

蓮見:実際のところ、「自分たちで考えて動く力」というのは、ミークのような少数精鋭の会社では必須であると思っているので、そういう立ち回りを研修で培ってほしいという思いはありました。とはいっても、人事としてサポートしてあげられる面はもっとあったんだなと気づかされることもありました。

──この2か月間の研修を通して、一番印象に残っているものは何で しょうか?

勝俣:同期5人で取り組んだグループワークですかね。

──具体的にはどのような内容だったんですか?

蓮見:合同研修として「会社紹介資料」の作成をお願いしました。入社1ヶ月前~入社後1ヶ月の方を対象にスムーズに業務に入れる様、業界地図や事業内容などを盛り込んでほしいとリクエストしました。

──確かに、そういった資料があると新入社員 は助かりますよね。

勝俣:はい。まさに自分たちはそれがなくて苦労した部分もあったので…(笑)。ただ、課題を受けたときは資料の内容やレイアウトといった「方法」にのみフォーカスをして作成してしまい、中間プレゼンで役員の方々からたくさんのご指摘を受けました。

──「方法」にフォーカスした ということですが、具体的には?

勝俣:人事の方から「現状、社内紹介資料はないので新卒で作って欲しい」といったリクエストを頂いた際に、私たちは「人事の方に指示をされたから、資料を作る」というスタンスで課題に臨んでしまっていました。その結果、中間プレゼンまでに出来上がった資料は情報を詰め込んだだけの自己満足の資料になってしまっていました。

蓮見:人事としても、課題を与えるときに「こういった内容を入れてほしい」「こういう枠組みでつくってほしい」など、言い過ぎてしまっていたので反省しています。新卒の皆さんならではのいいところを殺してしまっていたのではと。

──そうだったのですね。中間プレゼン以降はどのように変わっていったのですか?

勝俣:まずはこの課題の「目的」を明確化させることに取り組みました。
具体的には、この資料を「読んでもらう人」や「その人にどうなってほしいか」といった要素をブレストして、ペルソナを作りました。

──なるほど。今までは「方法」にばかりこだわっていたところを「目的」に変えたんですね。 その後はスムーズに進みましたか?

勝俣:いや…、実際のところ難しいのはここからでした…(笑)。当たり前ですが、5人全員が同じ意見ということは少なく、意見が合わないことがほとんどでした。その際に衝突することを恐れて意見をぶつけ合うことをしなかったために、認識の齟齬が起きて余計に衝突が生まれるといった悪循環が続いてしまいました。

──そういった状況を どのように打開したでしょう ?

勝俣:5人の共通理解として意見を出し合いそれを否定しないことを心がけました。衝突がなくなる訳ではないのですが、それ以降は建設的で発展的な議論をできるようになったと思います。期限が近づいてきて焦っていたこともありますが(笑)。

同期で話し合いをしている様子

──素晴らしいですね! 誰か一人が変わることで起きるような変化ではないように思えますが、どなたかの助けなどもあったのでしょうか?
 
勝俣:基本的には新卒メンバーの意識の中で変わっていったものですが、行き詰まったときには先輩社員にアドバイスを聞きに行きました。
これまでの研修では「MVNEって何ですか?」「MEEQについて教えてください」といった業務上の質問がほとんどだったので、会話はあるものの先輩社員との距離は結構大きかったように感じます。しかし、今回はリアルに自分たちが抱えていた悩みをぶつけることで先輩との距離が一気に縮まった感覚がありました。今では些細なことやプライベートのことでも話せるようになました!
自分たちの意識改革も大きいですが、先輩社員のサポートにとても助けられました。

蓮見:人事としてもそこは強く感じました。研修が始まった頃は人事が先輩社員と新卒の「架け橋」のようなポジションになっていましたが、直接先輩方と仲良くしゃべっている新卒を見て少しホッとしていたりします。実際に先輩社員の間でも新卒の話題が増えていて、グッと距離が縮まったなという感触はあります。

──新卒研修は学生から社会人に切り替わる研修でもありますが、会社のいちメンバーになるという時間でもありますからね。
研修の最終課題はどうだったのでしょうか?

勝俣:そうですね。最終的には納得いく内容のものができました。紆余曲折はありましたが、社内のことやコミュニケーションについての理解が非常に深まりました。自分たちが新卒1期生ということもあり、新卒全員が「今後入社してくれる人の不安を少しでも軽くしたい」といった気持ちを持ち続けられたことは非常に良かったと思います。私たちが作った社内紹介資料が多くの人の助けになれば嬉しいです!

──皆さんの頑張りは必ず次の入手される方に届くと思います!
最後にお二人から、来年ミークに入る新卒に向けてメッセージをお願いしてもよろしいですか?

蓮見:今回の研修を通して、新卒1期生の皆さんやそれを支えてくれた先輩方からたくさんの意見をいただきました。ミークにはまだ「型」がありません。そのため、今回の「気づき」を1つも漏らすことなく、会社に反映させられる ことも強みだと思っています。来年、新卒2期生を迎えるときには、1期生をはじめ成長したミークとして、新しく仲間になる皆さんをお待ちしています。
 
勝俣:ミークは会社としてもまだまだ発展途上で「余白」が大きい組織です。それ故に難しい部分がある一方で、一人一人の自由度がとても高いことが魅力だと思います。新卒だから意見を言えない雰囲気などは一切なく、自分の意思を持って動けるので私自身も様々なことに挑戦できています。
来年、新卒2期生を迎えて私たち1期生と一緒に成長できることがとても楽しみです!

今回のインタビューで2人が語っていたように 、ミークはまだまだ成長過程であり、社員の意見を反映して 常により良い組織へと変化しています。そして、その根底にあるのが、新卒入社研修でも重視していた「自分たちで考えて動く力」なのです。
ミークは今年も、新卒の皆さんからのご応募をお待ちしています!
  

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